読み物

イセルドの愚行

入手方法

ゲームデータ上、通常プレイではこのアイテムを入手する方法がありません。

本文(3)

『イセルドの愚行』
森をきままに歩き回っていたイセルドは、古いオークの木のとなりに、キノコの円を見つけました。その中に入って踊ったら、妖精たちに捕まってしまうだろうと、むかし、おじさんから聞かされていましたが、くだらないうわさ話だと思い込んでいました。おじさんがまちがっているのだと証明したくなったイセルドは、円の中心に跳び込み、揺れたりクルクル回ったりしました。
記憶にこびりつく旋律のささやきが頭に響き、巻きひげが彼女に踊るよう促します。体が言うことを聞かなくなり、全身に寒気が走りました。イセルドは恐ろしい過ちを犯してしまったのです。「助けて、止めるのを手伝って、怖い、倒れちゃいそうだよ」
大変な数時間が過ぎた後、誰かが近付いてきました。葉とドングリの飾りが付いた、長い緑色のマントを着たそのひとは、森の一部のようでした。「妖精の輪の中で踊ったんだね」。そのひとは厳しい事実を言いました。「妖精たちはそれを嫌がるよ」
1
知らなかったの。お願い、お願い、助けて。わたしを解放する方法を知ってる?イセルドは涙をこらえて言いました。
ため息をついた見知らぬひとは、「きみは運がよかったね。きみの声を聞いて準備をしてきたよ」と、深いポケットに手を入れ、ポーションを取り出しました。「ハナハッカとタイムを同じだけ混ぜたチンキだ。これで妖精を混乱させる」
イセルドが見ていると、そのひとは円の端にポーションをかけます。
「ああ、私はローウェンと言う」。ローウェンは再びポケットに手を入れました。「カモミールの花5つで妖精たちの怒りを鎮めるんだ」。イセルドは、円のそばに置いた花が地面に吸い込まれるのを見ました。
「そして最後に」と見知らぬひとは、イセルドが杖だと思っていたものを持ち上げます。「鉄は、円を越えて呪文を解く」
2
金属がイセルドの体に触れると、呪文から解放され、イセルドは解放感に包まれました。踊りたい衝動が消えたイセルドは円からまっすぐに、ローウェンの腕の中へ飛び込みました。
「ありがとう、ローウェン」とイセルドは言い、感謝を込めてローウェンを抱きしめました。
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用途

レシピ、組み合わせ、クエストには使用されません。